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「選ぶ」ということ。

  • Posted by: 和泉 昇
  • 2011-02-01 Tue 06:43:00
  • 未分類
 
『フィナール国際美術展』東京展を終えて思うこと。

シカゴで生まれ、学び、その後パリに渡り、
永年に亘って彫刻作品の制作を続けて来た今回展の審査員・キャロリーヌ・リー。
そのキャロリーヌと、日本人が守り、持ち続けて来た「感性」との違いについて。
また、作品を「選ぶ」ということについて、このところ、ずっと考えていた。


          ワイングラス


しかもその「違い」は、アメリカやフランスと日本の文化のみに関わるだけでなく、
作家キャロリーヌ・リー個人の資質や生き方にまで関わることなのだと思う。



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キャロリーヌ自身が、これまで学び、制作して来た作品を見て、
今回の入選や入賞の作品を見ると、そのことが強く感じられる。

一人の人間が、作家が、他人の作品を「見る」。
全存在を掛けて「選ぶ」というのは、しかし、そういうことなのだ。
そのことこそが、「真摯な」態度なのだと思うのだ。


          ワイングラス


日本人特有の、繊細さ、流れ、自然、を尊重することよりも、
作品に「意志」や「強さ」があること。どこかに「光」を求めていること。
漠然とながらだが、そんな印象を持った。
その違いを、しっかりと受け止め、それに迎合するのではなく自身を検証すること。
そこからしか、本当の一歩は、始まらないような気がする。


          ワイングラス


他人の眼、風評、言い換えるなら「権威」のようなものによって動くのではなく、
自分自身の「感性」に従って、ものを見、感じること。
この、当たり前のことが、実は「生きる」ことと同じだと思うのだ。


          ワイングラス


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以前の「日記」にも写真を載せたが、今回展の会場入り口に置いた芳名帳は、
ジャンルを超えるという意味をも含め「五線譜」のノートを使用した。
その初めの見返しに、キャロリーヌに記念の絵を描いて貰った。


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終わりにもまた、書いてくれないかと頼んでみた。それが、この絵だった。


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自画像なのだろうか。良く見ると右下に文字がある。「only lonely only」。


          ワイングラス


一瞬、私の中にある「視覚の記憶」と響き合うのを感じた。
京都で前衛陶芸団体「走泥社」を作り、伝統の世界から抜け出し、
オブジェとしての陶芸という新しいジャンルを切り開いて生き、60歳で逝った八木一夫。



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30年も前に見た、彼の「白い箱」という作品に模様のように描かれた文字「alone」。


          ワイングラス


洋の東西を超え、作品の形式をも超え、ふたりの作家の中にある、
何かを「選ぶ」ということの「厳粛な感性」のことが、ふと、頭を掠めた。


          ワイングラス


日本で作られたジャムは、滑らかな舌触りなのだが、
キャロリーヌが、お土産に持って来てくれた「ジャム」の実には粒々の野趣があり、
慣れると、これもまた、癖になる。


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中身は、もうとっくに食べてしまったが、
壜の蓋に被せられた紙が、実に繊細で美しく、大切に取ってある。


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キャロリーヌ。
たったひとりの審査員という、大役。本当に、お疲れ様でした。
あなたのお陰で、たくさんのことを感じ、考えることが出来ました。
心から、ありがとう!


          ワイングラス


■キャロリーヌ・リー ( Caroline LEE )
http://www.editorial-airplane.com/event/finearts/caroline.htm


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