- 2023-01-31 Tue 23:23:23
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2023.01.31(火)
20数年暮らした古巣、六本木を歩く。
東京タワーが、出迎えてくれる気分。
この先を、真っすぐに進むと右手に、
白井晟一さん設計による、
要塞のようなNOAビルが見えるはず。
★
歩いていると当時の記憶が、
走馬灯のように蘇って来る。
★
日本人よりも日本的で礼儀正しい、
大きな身体をしたフランクは、
元気で暮らしているのかなぁ。
「和泉さん、
六本木で何か揉め事があったら、
いつでも電話してチョーダイね」
フットボール選手のようなガタイの
彼の友人たちが、数人やって来ると、
皆、すぐにおとなしくなってしまう。
★
彼はアフリカにいる時は、
確か銀行員で、エリート。
飲んで踊れる店を経営していたのだが、
毎月毎月、大家さんに和菓子を持って、
律儀に、挨拶に行く男だった。
毎朝、箒で、
店の前の道を綺麗に掃除する男だった。
★
数年前イタリア料理店「シシリア」で、
まったく偶然に、再会出来たのだが、
携帯電話の故障で、
連絡先が不明になってしまった。
「縁」があればまたきっと、
この街で、出会えるだろう。
そんな気もしている。
■時空を超えて、記憶の記録。
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