fc2ブログ

Home > 未分類 > 古巣、六本木を歩く 01。

古巣、六本木を歩く 01。

  • Posted by: 和泉 昇
  • 2023-01-31 Tue 23:23:23
  • 未分類
六本木


2023.01.31(火)

20数年暮らした古巣、六本木を歩く。
東京タワーが、出迎えてくれる気分。

この先を、真っすぐに進むと右手に、
白井晟一さん設計による、
要塞のようなNOAビルが見えるはず。



歩いていると当時の記憶が、
走馬灯のように蘇って来る。



日本人よりも日本的で礼儀正しい、
大きな身体をしたフランクは、
元気で暮らしているのかなぁ。

「和泉さん、
 六本木で何か揉め事があったら、
 いつでも電話してチョーダイね」

フットボール選手のようなガタイの
彼の友人たちが、数人やって来ると、
皆、すぐにおとなしくなってしまう。



彼はアフリカにいる時は、
確か銀行員で、エリート。

飲んで踊れる店を経営していたのだが、
毎月毎月、大家さんに和菓子を持って、
律儀に、挨拶に行く男だった。

毎朝、箒で、
店の前の道を綺麗に掃除する男だった。



数年前イタリア料理店「シシリア」で、
まったく偶然に、再会出来たのだが、
携帯電話の故障で、
連絡先が不明になってしまった。

「縁」があればまたきっと、
この街で、出会えるだろう。

そんな気もしている。

■時空を超えて、記憶の記録。
関連記事
スポンサーサイト



Comments: 0

Comment Form
サイト管理者にのみ通知する

Trackback+Pingback: 0

TrackBack URL for this entry
http://noboruizumi.blog103.fc2.com/tb.php/356-71421ec7
Listed below are links to weblogs that reference
古巣、六本木を歩く 01。 from Editorial Airplane

Home > 未分類 > 古巣、六本木を歩く 01。

Tag Cloud
Search
Links
Feeds

Return to page top