- 2012-01-31 Tue 05:26:21
- イベント
第31回 フィナール国際美術展(企画協力)
会期:2012年2月4日(土)~ 2月11日(土)
11:00~19:00 最終日は15:30まで
会場:九段ギャラリー(千代田区立九段生涯学習館2F)
東京都千代田区九段南 1‐5‐10 Tel.03-3234-2841
地下鉄東西線、半蔵門線、都営新宿線 九段下 6番出口前
【これまでの経緯】
「うまいね」から「いいね」の世界へ。
個性豊かな国際作家発掘のため、日本国内での経歴には全く捉われずに、
パリのサロン・ド・メ選考委員を東京へ直接招聘し、審査を敢行。
入選作品のデータが、そのまま同展組織委員会に送られることにより、
招待出品者の選考対象となり、サロン・ド・メ展に出品出来るチャンスが得られる。
一昨年、そんな仕組みに「書の特別枠」を作って戴き、
日本文化を世界へ発信するための基礎作りを始めた。
■前回展の記録
http://www.editorial-airplane.com/event/finearts/finearts.htm
■サロン・ド・メとフィナール国際美術展
http://www.editorial-airplane.com/event/finearts/salondemai.htm
日本での大震災の様々な影響。
またパリのサロン・ド・メ本体が、
新しく生まれ変わるために今年の展覧会を休むことになり、
http://www.visuelimage.com/salondemai/index.php
『フィナール国際美術展』も、今回開催するか否か、
国際展の事務局は最後まで悩んでいたようである。
今年になって、来年度に今回展の分も併せて組織委員会へデータを送ることとし、
急遽、開催することを決定したとの連絡があった。
今回も、好評だった「書の特別枠」を用意して戴いたのだが、
あまりに時間が少なく、多くの方たちに声を掛けることは出来なかった。
次回には、早くから準備を、と思っている。
しかし、様々な事情で開催を見合わせていた、
前回展の大賞受賞者、塩沢重丸さん、高橋修一郎さんと、
キャロリーヌ・リー(サロン・ド・メ名誉会長)
http://www.editorial-airplane.com/event/finearts/caroline.htm
とのコラボレーション展、パリでの会期・会場が決定した。
■2012年2月22日(水)~26日(日)
ギャルリ アルテミス Galerie Art et Miss
14, rue Sainte Anastase - 75003 Paris
www.artetmiss.org
現地の、興味深い作家なども利用しているギャラリーで、
塩沢さんの「写真」、高橋さんの「書」、そしてキャロリーヌの彫刻作品が、
パリの空気の中で、どんな風に響き合うのか、とても楽しみである。
【今回の展覧会】
今年度の選考委員は、特にサロン・ド・メにこだわらず、
パリで、独自に幅広い活動を続けている画家、造形作家の
Serge Kantorowicz (セルジュ・カントロヴィッチ) 氏を招聘。
入選者の作品と共に、彼の作品も飾られることになっている。
Serge Kantorowicz 氏は、1942年パリ生まれのポーランド人。
彼は、両親がアウシュヴィッツ・ビルケナウに連れ去られた後、祖母に育てられた。
画布の作品は勿論だが、小さな手帳に描かれた素描、油彩にも独特の味があり、
木版、銅版、リトグラフィー、シルクスクリーン等の版画作品も制作している。
芸術表現が、ジャンルを超えて交差する事に非常に興味をもっている彼は、
大変な読書家でもあり、ユーゴー、バルザック、カフカ等、
文学者をテーマにした展覧会なども、数多く開いている。
■Kantorowicz氏の動画
http://www.youtube.com/watch?v=5PmORdHB79c
http://www.youtube.com/watch?v=6QjW8aBmoSI
http://www.youtube.com/watch?v=6xSeoFoYY3s
また今回展では、
前回『キャロリーヌ・リー賞』を受賞されたJINMO氏に特にお願いし、
招待作家として、nanoZenの新旧作品8点も、ご出品戴けることになった。
前回展会場でのJINMO氏とCaroline。
■JINMO氏の作品と nanoZen について
http://www.jinmo.com/00/jp/opticart/nanozen.html
JINMO氏は、音楽の分野でも飛び抜けた才能を持った方であり、
感性の越境は、ここでも軽々と行われていることが感じられる。
■JINMO氏の web site
http://www.jinmo.com
東京での、JINMO氏とキャロリーヌ・リーとの二人展についても、
最適な会場などを含め、じっくりと準備が進められている。
恒例の、公開での「入賞作品」の決定・発表は、
2月4日(土)午後2時頃の予定。
その後、選考委員による個々の入選作品評が、午後6時頃まで。
委員も交えた懇親会は、午後6時30分からとなっている。
もちろん当日は、私も会場に詰めている予定。
入場は無料なので、興味のある方は、
是非、遊びに来て戴けたら、と思っている。
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