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2016年07月 Archive

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深夜の遊園地さまから、素晴らしい、嬉しい「感想」。

編集・制作にあたった、夏瞳詩集『灑涙雨』について、
深夜の遊園地さまから、素晴らしい、嬉しい「感想」を戴いた。

深夜の遊園地さま

https://twitter.com/ThoraBeach/status/755866909619335169



この季節のオアシスともいえる深夜帯を選んで、
夏瞳様の新しい詩集『灑涙雨』(さいるいう・如月出版刊)を拝読しました。

灑涙雨とは、七夕に降る雨のことだそうです。
織姫と彦星についてわずかな知識しか持たない僕の耳にも、
雨音は静かに響き、長く尾を引く感銘を与えてくれました。

原始生物の写真に浮かんだ書名と著者名の数文字から、
詩の異空間はすでに始まっています。
机に置いただけで、活字が生き物のようにゆっくり動き始めます。
書き手と編集者の関係は通常、本の背面に見え隠れするものですが、
『灑涙雨』は奥付の1文字まで和泉昇様の美観で統制されています。

夏様の前作品『アンモナイトにぶら下がる失恋の涙』は、
血の通った等身大の他者との“関係”を鋭利に切り取った
一種散文的な(散文詩という意味ではなく)言葉の普遍性に魅了されます。
それに比べて、『灑涙雨』の視界は
生命が無作為に放置された原初的な空間に見えました。

光の届かない空間に確かに存在するものを、詩人の距離感で相対化していくと、
マクロとミクロ、生命と非生命、緊張と弛緩の“関係”が見えてきます。
希薄な間柄であるはずが、何かの必然で結びついているように感じられます。
今という時間、有限な空間の貴重さでしょうか。

(最後に)
まったくの凡人の目に、お二人は時間を自由に行き来する達人に見えます。
そのような方々が、有限な時間や空間といったものをどう感じていらっしゃるのか、
いつかどこかでお伺いしてみたい気持ちになりました。
素人が長々と的外れな感想を書いてしまい、大変恐縮に存じます。



深夜の遊園地さまの twitter プロフィールには、下記のように書かれている。
末梢神経を刺激する柑橘的断片/梶井基次郎/後期の芥川龍之介
/吉行淳之介/本業は堅めの経済ライターです。



深夜の遊園地さまとは mixi 時代からの net 上でのお付き合い。
だが、現実にお会いしたことはない。
本業は堅めの経済ライターと書かれていらっしゃるが、
確か、吉行淳之介さんのご縁で繋がった記憶がある。
吉行さんの文章をお好きだという方に、素人は、いないなぁ(笑)。

JAZZ についても造詣が深く、こんな site も担当されている。
http://bequiet.tv/curator/12



しばし時間を置いてしまったが、
彼への返信を、先程やっと書く事が出来た。



夏瞳詩集『灑涙雨』についての、深い読み込み、恐縮です。
しかも、前作『アンモナイトにぶら下がる失恋の涙』との比較まで。
本作りの冥利に尽きます。

本は、見られ、読まれて、初めて存在するもの。

改めてそのことを感じさせて戴きました。
いつか、どこかで、是非、お会い出来ますよう。



素晴らしい方に、お読み戴く事が出来、『灑涙雨』は幸せだなと思う。


■夏瞳詩集『灑涙雨』(さいるいう)
http://ww2.tiki.ne.jp/~natuhitomi/sairuiu.pdf

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